Mac用自宅NASの更改

Microserver1

今までは、QNAPをNASとして使っていたが、音楽、写真、動画ファイルの増加に伴って、ファイルサーバーの容量アップをメインに更改を行った。

安くなったMicroServerを購入し、FreeBSD9.1をインストール。やっぱRedHat系ばかり使ってるとBSD扱いづらいと感じてしまう…。 まぁ慣れなんだろうけど。

QNAPで使った1TBのHDDを流用して、1TB×4のRAID-Zを構築した。 さらに、AFPをしゃべれるようにし、MacからAFPでファイル共有。 ※ホントは論理ボリュームきって個人で使うぶんはiscsiで接続したかったが、OSXようのイニシエータが有料なのと、OSのアップデートしたときにイニシエータが対応してなくて、ファイルが取り出せなくなったことがあったので、今回は断念。

構築時に参考したWebサイト 備忘録 - HP ProLiant MicroServer + FreeBSD + ZFS

使用雑感

速度などは体感ベースでストレスは感じない。動画や写真もストレス無く閲覧できる。 ファイル容量が大きくなると無線LAN経由なのもあり、USB接続のHDDよりそれなりに時間がかかってしまうが…。

AFPサーバにddで1Gファイルを作成してみた結果189sで書き込みが完了した。 MicroServer内では4.8sで完了していることから、無線ネットワーク(帯域と遅延?)、AFPのオーバーヘッドがかなり影響しているように見える。 パケットのキャプチャまでとってなにので、TCPの再送などは未確認。 (無線LANてパケロスとかするのかな?) ついでにMacBook ProSSDでも値をとってみたけど、RAID-Zのローカル接続のほうが若干書き込みが速くてびっくりした。

RAID-Z AFP経由

[shell] MBP% time dd if=/dev/zero of=1Gfile bs=1m count=1024 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes transferred in 189.042982 secs (5679882 bytes/sec) dd if=/dev/zero of=1Gfile bs=1m count=1024 0.00s user 4.98s system 2% cpu 3:11.26 total [/shell]

RAID-Z local

[shell] MicroServer$ time dd if=/dev/zero of=1Gfile_2 bs=1m count=1024 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes transferred in 4.868103 secs (220566783 bytes/sec) 0.000u 1.771s 0:04.86 36.4% 25+2770k 0+1io 0pf+0w [/shell]

local SSD(MBP)

MBP% time dd if=/dev/zero of=1Gfile bs=1m count=1024
1024+0 records in
1024+0 records out
1073741824 bytes transferred in 5.233180 secs (205179616 bytes/sec)
dd if=/dev/zero of=1Gfile bs=1m count=1024 0.00s user 0.69s system 13% cpu 5.237 total

今は11nだが、いづれは11acにしたいな。予算的にかなり先になりそうやけど…。 あとはZFSのスナップショットも定期的にとれるようにしたい。